トリック(4)
人気ランキング : 7,290位 定価 : ¥ 3,990 販売元 : ジェネオン エンタテインメント 発売日 : 2000-12-08 発送可能時期 : 通常24時間以内に発送 価格 : ¥ 3,990
|
『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』を手がけた演出家、堤幸彦が独自の映像世界を駆使して、一筋縄ではいかないトリックの世界をスリリングかつコミカルに描ききったミステリーの怪作。自称売れっ子奇術師(仲間由紀恵)と堅物物理学者(阿部寛)はひょんなことからでこぼこコンビを結成し、さまざまな超常現象の謎に迫っていく。
テレパシー、消失現象、遠隔透視といった定番トリックが、ひねった切り口で次々に登場。貧乳、巨根のキーワードを軸とした下ネタ満載の掛け合いなど、コミカルなテイストにも冴えを見せる。トリックの背景にひそむ新興宗教、霊感商法、土俗的な因習などの虚構が暴かれていくシリアスなドラマとしても一流で、とりわけ、ドラマの横糸として語られる偉大な奇術師だった奈緒子の父親の死についての謎が、展開に厚みを与えている。(麻生結一)
実は社会派ドラマのトリック? |
収録内容が8話(エピソード4)と9話(エピソード5の前半)という変則で、これを買うと自動的に5巻も買うことになるちょっと悩ましい構成。
1話完結のエピソード4はさすがにストーリーには深みはないものの、ラストシーンの重苦しさにはドキリとさせられる。エピソードの終盤で「事件が解決しても救われない人たち」を描き、哀しさを漂わせて終わることの多いこのシリーズでも、とりわけ印象深い。
9話ではこれまでのエピソードでたびたび暗示されてきた「本物の超能力者との対決」がいよいよメインのテーマに。上田と奈緒子の別れを暗示する、今までにないシリアスなムードを漂わせて10話に突入。続きは「トリック(5)」で。
実は大事な小道具 |
トリックのエピソードとしても、またDVDとしても変則的な内容になります。
今までは複数話で1つのエピソードを構成していましたが、
今回は1っ話完結のエピソードと最終回につながるエピソードが収録されています。
1話完結の第8話は話自体は小粒ですが、話中で登場する金の分銅に注目が必要です。
なぜならセカンドシーズンやサードシーズンで何度か登場することがあるからなのです。
こういうイタズラっぽいところがトリックの良いところでもあります。
楽しすぎる。DVDはいい。 |
上田教授こと、阿部寛の若かりし
モデル時代のいい男写真が教授の自宅に
飾ってあるのが、とてもおかしい。
個性が光る |
ホラーのように思われがちだが、全く違う。仲間由紀恵演じる「山田奈緒子」と、阿部寛演じる「上田次郎」とのからみは独特の雰囲気である。また毎回のゲスト陣も個性的な役者が多く、その個性を存分に生かした演出がされている。謎解きを期待して買うと少々期待ハズレだと思うが、それを差し引いても一見する価値アリの作品だ。
どうなんでしょ?タイトル負け?いえいえテンポとムードがgood! |
いよいよ波に乗ってきた山田(仲間)、上田(阿部)コンビ!
矢部刑事(生瀬)も個人的には一番イイ味を出している巻だと思う。
役者の皆さんのやりとりとテンポ、小刻みに挿入される小ギャグは夜中に
肩のこらない時間を過ごしたい時には最適!
でもタイトルにつられて謎解きを期待して買うと少し期待ハズレかも。
とても個性的で楽しい作品なので、ピントを外さず買って欲しい。
あと、さすがDVD!映像特典は充実。所有欲を充分満足してくれますよ。